claude-harness-template
AIコーディングを「毎回うまくいく仕組み」に変えるための、Claude Code用ハーネス(土台)テンプレート。
Claude Code は素のままでも強力ですが、実務で毎日使うと次の問題に当たります。
- 同じ指示を毎回打っている(規約・文脈の再説明コスト)
- 出力の品質が日によってブレる
- チームの他のメンバーが同じ品質で使えない(属人化)
- レビュー・検証が人力のままで、生成速度にレビューが追いつかない
このテンプレートは、それらを構造で解決するための最小構成です。筆者が実務チーム(設定業務の半自動化・6名→4名体制の吸収)と20本超の個人開発で運用している体系を汎用化しました。
ハーネスの4要素
your-project/
├── CLAUDE.md ← ① ルールの索引(起動時に自動読込・肥大化させない)
├── rules/ ← ② 規約の本体(コーディング・テスト・セキュリティ)
├── skills/ ← ③ 頻出業務のコマンド化(/deploy など)
├── agents/ ← ④ 役割特化レビュアー(コード・セキュリティ)
└── tools/ ← ⑤ 機械検証(AIの目視より確実なチェッカー)
| 要素 | 解決する問題 | 原則 |
|---|---|---|
| CLAUDE.md | 文脈の再説明コスト | 索引に徹する。ルール本文を書き写さない(陳腐化防止) |
| rules/ | 品質のブレ・属人化 | 1ファイル1責務。「なぜ」を必ず書く |
| skills/ | 定型作業の手打ち | 5回以上繰り返した操作はスキル化する |
| agents/ | レビューが追いつかない | 書いた文脈を持たない「別の目」に検査させる |
| tools/ | AIの自己申告を信じる危険 | 機械で引けるものは機械で引く(grep/スクリプト) |
使い方
- このリポジトリをテンプレートとして自分のプロジェクトにコピー
CLAUDE.mdのプレースホルダを自分のプロジェクトに合わせて書き換えrules/を自分のスタックに合わせて取捨選択(消すのも正解。守れないルールは無いほうがいい)- 繰り返し作業が出てきたら
skills/に追加していく
設計思想(なぜこの形か)
- ルールは「書いた場所」で寿命が決まる。 CLAUDE.mdに本文を書くと更新漏れで腐る。索引→本体の2層にすると、本体だけ更新すればよい
- AIの自己チェックには構造的な穴がある。 生成した本人(同じ文脈)に検査させると、自分の判断を再承認するだけになりやすい。機械検証(tools/)と独立レビュー(agents/)の2つの「外部の目」を仕組みで保証する
- チーム展開こそハーネスの本番。 個人の生産性向上で止めず、「誰が使っても同じ品質」まで落とし込むと、属人化の解消・引き継ぎコストの削減という組織的リターンが出る
ライセンス
MIT